Skip to content

理系の正社員型派遣のメリット・デメリット

理系で研究職に就きたいという場合には、正社員型派遣という方法があります。正社員型派遣とは理系の研究職などで行われている雇用の仕方で、派遣会社と雇用期間を定めることなく契約を結ぶことを言います。派遣会社における正社員という形になります。しかし、契約を交わした会社で仕事をするわけではなく、別の会社で働くという形です。

常時雇用を結んでいるため定年まで働くことができるのが特徴で、場合によっては賞与や昇給することもできるようになっています。契約期間が厳密に定められているけれど自由度の高い通常の派遣の雇用形態とは異なり、就業していないときにも給与が支払われる有給などを使うことができるため安定性がありますが、自由度が低くなっています。理系の研究職であっても雇用が安定しているというメリットがある上、長期間同じ会社で働けるため転職活動などをする必要がなく、新しい職場で一から仕事を覚えるということも避けられます。ただし、デメリットもあります。

理系だから研究職に就きたいと思っても、希望通りの就業が叶わなかったり、職場環境に就業させられてしまうという可能性も少なくないとされています。専門的なスキルがあったとしても、キャリアアップを望むことも難しいため注意が必要です。重要なのは専門的なスキルではなく、幅広い仕事をそつなくこなすことが求められます。安定を求めているという場合にはおすすめの働き方ですが、理系のスキルを活かしたいという場合にはあまり向いていない働き方と言えます。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です